「暮らしに寄り添う医療と、支えあう介護」

透析クリニックで働いていると、患者さんの「病気」だけでなく、「生活」が少しずつ見えてくる瞬間があります。

桶川おかもと腎クリニックでは現在約120名の患者さんが通院されています。そのうち後期高齢者(75歳以上)の方は47名。その中で介護保険を実際に利用しているのは22名ほどなんです。

もしかしたら、「本当は介護保険が使えた方」がまだいるのではないか?そんな問いが、私たちの中で芽生えました。

・最近通院が大変になってきた。

・服薬を忘れることが増えた。

・食事のバランスが崩れてきた。

・体調への不安を口にすることが多くなった。

こうした「暮らしのサイン」にもっと気づけるように。私たちは、日々の関わりの中で、さりげない声掛けを意識するように始めました。

おかもと腎クリニックでは、医療と介護の「あいだ」をつなぐ存在でありたいと考えています。医療的支援だけでなく、生活全体を見渡し、地域資源へと橋渡していくこと。それが、これからのおかもと腎クリニックの役割だと思っております。

今後は、地域包括支援センターや居宅介護支援事業所の皆さまとも、より連携を深め、患者さんの「暮らし」に、もう一歩近づく支援を目指していきたい。

医療と福祉の「すき間」を埋めるおかもと腎クリニックでありたい。そんな思いをこれからも大切にしていきます。

「見えるから安心、エコー穿刺」

透析を受けるためには、毎回「穿刺(せんし)」といって、血管に針を刺す必要があります。ですが、血管の太さや位置は人それぞれ。特にご高齢の方や、糖尿病・動脈硬化のある方は、血管が細かったり、見つけづらかったりして、うまく針が入らないことがあります。

その為、当クリニック(桶川・古河)では、エコー(超音波診断装置)を使って、血管の状態を確認しながら穿刺を行う「エコー穿刺」を導入しています。

患者さんに安心して透析を受けていただけるよう、スタッフはエコーを使った穿刺の練習を普段からしっかり行っており、模擬血管で何度も練習し自信をもって対応できるように準備を整えています。

これにより・・

・血管が見えづらい方

・何度も刺されるのがつらい方

など、できるだけ負担が少なく、スムーズな穿刺ができるよう取り組んでいます。

「いつも穿刺が不安…」という方も、どうぞご安心ください。

何か気になることがあれば、スタッフまでお気軽にご相談ください。

夜間透析やってます。

当クリニック(桶川、古河)では、月水金17~18時頃から22時まで夜間透析を行っております。人によって時間は異なりますが、1回4時間・週3回のスケジュールとなっており、日中は仕事や学業など自由に時間を使い、夕方から透析を行う形です。ただし夜間と言えど透析開始の時間が比較的早めです。 自分のライフスタイルや体調面を考慮して、夜間透析を透析治療の選択肢のひとつとして活用してください。

夜間透析のメリット・デメリット

メリット

・日中、仕事や家事に影響が出にくい

・精神的なストレスの軽減

デメリット

・周囲の協力が必要

・夜間はクリニック送迎がない為自力で来て帰れる方。

桶川おかもと腎クリニックは 3部制になっております。
■透析
・午前の部 7:30~14:00
・午後の部 12:00~16:00(月水金のみ)
・夜間の部 16:00~22:00(月水金のみ)

古河おかもと腎クリニックは2部制になっております。
■透析
・午前の部 7:30~14:00
・夜間の部 16:30~22:00(月水金のみ)

何かございましたらご連絡ください。

勉強会

勉強会の様子

当クリニック(桶川、古河)では、月1回の勉強会を通して透析医療の基礎的な知識や技術をより多く学び、腎不全患者さんのQOLの維持や向上に役立てております。また、医療の最新動向を学び当クリニックの理念にあった質の高い医療を提供することを心がけています。

フットケア          SPP(皮膚灌流圧測定)

糖尿病や透析治療を受けておられる方の足は、冷え・痛み・傷の形成などが起こりやすく治りにくい状態です。その原因は動脈硬化や抹消血管障害のため血液の循環が悪くなるからです。またケガの傷が悪化し壊疽に陥った場合、足の切断に至る場合もあり、さらに糖尿病の方は、神経障害により足の感覚が鈍くなり足の異常の早期発見が困難な場合もあります。

その為当クリニック(桶川・古河)は、足をよく見て・触って、足の症状の早期発見・早期治療に努めており、フットケアを行う事で軽度な病変を早期に見つけ、重篤な合併症の予防にも繋げています。SPP測定では下肢血流検査を行い、足の細い血管の血流をみて流れが悪くないか確認しています。

年末のご挨拶

Merry Xmas🎄 

皆さま、今年も終わろうとしております。 コロナは我が国では終息しそうですが、まだ油断はできません。

来年は健やかな年である事を祈るばかりです。皆さまには御健勝の上、良き新年を迎えられんことをお祈り申し上げます。

今年も一年ありがとうございました。来年も職員一同より一層の努力をする次第です。

どうか良いお年をお迎えください。

令和3年12月24日

医療法人社団誠尚会

理事長 岡本憲一

インフルエンザ予防接種について

令和3年度の当院におけるインフルエンザ予防接種についてご案内いたします。

インフルエンザ予防接種が始まりましたが、今年度もワクチン供給が不安定となっており、ワクチン確保が困難な状況の為、当院かかりつけの患者様のみの対応とさせていただきます。

その他一般外来等の患者様の接種に関しましては、誠に申し訳ございませんが、昨年に引き続き本年も中止とさせていただきます。

ご理解の程、よろしくお願い致します。

令和3年10月吉日
医療法人社団誠尚会
理事長 岡本憲一

一般外来初診受付中止について

年度も変わりましたが皆様にはいかがお過ごしでしょうか。クリニック通信も行事がコロナのせいですべてキャンセルとなり、更新もままなりません。コロナは第4波が襲ってくる勢いです。 当院は一昨年当地へ移転してきて以来、お陰様で多くの患者さん医方に御支持頂き何とかやっております。幸いコロナも鉄壁な防疫体制のもと、事なきを得ております。

さて、近年の慢性腎障害は以前のような特殊な病気ではなく極普通の疾患となりました。厚労省の統計によると国民の8人に1人いると言われております。よって近年当院へのお問い合わせも増えております。

軽度の腎障害クレアチニンが3以下の方に関しましては、今まで通りご近所の先生に経過を見ていただき、クレアチニンが3を超えて来たら腎臓専門の施設が宜しいかと思われます。腎臓病はゆっくりと時間をかけて悪化していきます。つまりある一定の段階までは生活習慣や投薬などの内科的保存療法で防げます。いたずらに恐れる事はありません。

そこで、当院は透析患者さんへの新型コロナウイルス感染を防ぐため、当分の間、軽度腎障害の方は診療をお控えいただきたくお願いする次第です。クレアチニンが5以上の患者さんや新規導入の患者さんは遠慮なくご連絡ください。          また、その他の疾患に関しましては、引き続き一般外来の初診受付は中止させて頂きます。

なお、現在透析を行っている方につきましては、随時受入れをしておりますのでお気軽にお問い合わせください。

ご理解の程、宜しくお願い致します。

令和3年4月吉日

医療法人社団誠尚会
理事長 岡本憲一

インフルエンザ予防接種・新型コロナウイルス感染症について

当院におけるインフルエンザ予防接種と新型コロナウイルス感染症についてご案内いたします。

今年度もインフルエンザ予防接種が始まりましたが、ワクチン供給が不安定につきワクチン確保が困難な状況のため、当院にかかりつけの患者様のみの対応とさせていただきます。

その他の患者様の接種に関しましては、誠に申し訳ございませんが、本年も中止とさせていただきます。

また、新型コロナウイルス感染症につきましては、当院では感染症に関する検査・診療はできかねます。発熱・咳・息切れ・強いだるさ(倦怠感)などの症状があり、ご心配のある方は各最寄りの保健所へ電話相談し指示をお受けください。

ご理解の程よろしくお願い致します。

令和2年10月吉日

医療法人社団誠尚会

理事長岡本憲一

新年会旅行

2020年の年明け、新年会と慰安旅行を兼ね箱根湯本温泉へ行ってきました。

夜の宴席では、仮装した幹事に迎えられ、新年にふさわしいゴールドの全身スーツに身を包んだ岡本理事長の派手な登場で宴会がスタートしました。職員たちも頭に様々な被り物をつけ、ビンゴ大会にカラオケなど大いに盛り上がりました。

2日目は箱根神社に立ち寄り、89段ある「やく(厄)」落としの階段をせっせと登り、綺麗な芦ノ湖と富士山を拝んできました。

直前まで雪の心配をしましたが、2日間お天気に恵まれ気持ちの良い旅行ができました。箱根のお湯で日頃の疲れを癒し、美味しいものを沢山いただき、   2日間たっぷり英気を養って帰ってきました。

本年も職員一同、気持ちを新たに頑張っていきたいと思います。